怒りの感情を正確に表現する

ムカつく、キレる、イライラする…普段、怒ったときに言う言葉は色々あると思いますが、怒りに関する表現は何種類くらい言えるでしょうか?いざ問われると、案外と出てこないのではないでしょうか。

怒りを表す言葉として、たとえば、苛立つ、頭にくる、腹が立つ、腹に据えかねる、堪忍袋の緒が切れる、いきり立つ、怒髪天を突く、青筋を立てる、激怒、激高、憤怒…など、怒りの強さに応じて、様々な表現があります。

しかし、私たちは日頃、「ムカつく」、それより強い怒りを「キレる」といったように、ごく限られた言葉で表現していることが多いのではないでしょうか。これでは、怒りの感情を正確に表現できているとは言えませんね。

「自分の怒りの感情を正確に表現できない」ということは、「相手に、自分の怒りを正確に伝えることができない」ということでもあります。怒りの感情を正確に表現できないと、怒っているか否かのどちらかになりやすいので、一度怒ると、怒りが一気に強くなる傾向があります。

また、怒りの感情を言葉で表現できないと、「怒鳴る」「机を叩く」など、行動で表現するようになります。

さらに、「キレる」と表現すると、実際にキレやすくなります。行動は、言葉に引きずられる傾向があるからです。

怒りの感情には幅があります。「ムカつく」と「キレる」の間には、もっと多くの表現(怒りの強さを表す言葉)があるのです。それを理解して、怒りのボキャブラリーを増やしていきましょう。