それにしても長い

スーパーのレジで、前の女性が、お財布からなかなか小銭を出せずにいました。小銭を使い切りたいとか、たとえば10円玉を5枚以上残したくないとか、私のように何かこだわりがあったのかもしれません。

が、それにしても、長い。

深呼吸をして、窓の外を眺めました。綺麗な夕焼け空です。ふっと笑顔になり、視線をレジに戻すと、まだ小銭をもそもそしている。

ええっ!まだ!? いつまで待たせる気!? 一体、何を探しているのよ! 夕方は混雑していることくらい主婦ならわかるでしょ!ちょっと、ちょっと、もういい加減にしてよー!

と、心の中で叫んでしまいました。おそらく、アンガーマネジメントの6秒待つテクニックを使ったことが、怒りを増幅させたのでしょう。「せっかくアンガーマネジメントの6秒テクニックを使ったのに!」と、アンガーマネジメントに裏切られたような気持ちになったのだと思います。「6秒待ったらイライラが消えるべき」という期待があったのかもしれません。アンガーマネジメントに腹を立てるなんて。ふと、笑ってしまいそうになりました。

前の女性の清算が遅いと言っても、おそらく数十秒程度です。スーパーを出るのが数十秒遅れても、そうたいしたことはないはずですが、そこが「夕方」の「スーパーのレジ」で「両隣の列がスイスイと進んでいた」から、自分だけが足止めされているように感じ、焦りや不満からイライラが生まれたのでしょう。(怒りは第二次感情)

改めて周りを見ると、両隣も長蛇の列です。他の列に並び直すよりこのまま待つほうが得策です。どんなに長くても1分はかからないでしょう。もし1分たってもまだ会計が終わらないなら、その時はまたどうするかを考えることに決めました。(変えられるが、重要ではない/行動のコントロール)

すると、数秒過ぎたところで前の女性が探すのを諦めたのか、直後に会計が終了しました。以前なら、あからさまにイライラしているという態度を取ったり、その女性をじっと見たりしていたでしょう。そんなことをしたら、きっと後で「私はなんて感じが悪いのだろう」と自己嫌悪に陥っていたでしょう。でも、そうならずに済みました。

途中でアンガーマネジメントに怒りを覚えてしまいましたが(笑)その後、なんとかアンガーマネジメントに取り組み直すことができました。今度は、最初から上手にアンガーマネジメントできるようになると良いのですが。地道にコツコツ、これからも取り組んでいきたいと思います。